2022年04月05日
アロマ警察出動案件

とてもお久しぶりの投稿です。
というのも、いつの間にかまた例のメーカーのアロマを使う人たちの間で、危険で誤った使用方法が広がっていると聞きつけたためです。
定期的に情報発信が必要ですね…悩ましいです(> <)
アロマオイルはつまり「精油」ですが、
原液を皮膚に塗布したり、飲んだり、動物につけたりということは
危険ですのでおやめください!!
ネットワークビジネスで様々な口コミが広がっていますが、品質のいいからそう使えるというものでは全くありません。
むしろ品質がいいのなら、原液や高濃度の使用はますます危ないと認識する必要があるのでは?
過去の記事にも書きましたが、例えばラベンダー精油を1kg抽出するのに、ラベンダーは約150kg必要とも言われています。
こんな量、ハーブティーでもとても飲めないですよね。。
ラベンダーを例には挙げましたが、他の精油も試料何kg分などかなり濃縮されているものなのです。
そして、食品添加物と書かれていても「そのまま飲用していい」とは言えません。
食品に香料を用いていても、10ppm程度、つまり0.001%の使用量が基本とされています。
コップ1杯200mlにレモン精油1滴(約0.05ml)を入れるとしたら0.025%。上記の基本量を超えていますね。
普通家庭でアロマを使用するには測りきれないごく微量ということがわかるかと思います。
さらに精油はオイルなので、水に溶けません。消化管を傷つける可能性があります。
なぜそこまでしてアロマを料理などに使いたいのか…
本物の果物やスパイスでいいじゃないですかね(´•ω• ` )
そのほうが味覚も楽しめるし、食事が楽しくなると思うのですが。
過去の記事にも詳細を書いてますので、参照して頂けるといいかと↓
https://kaayaaroma.amamin.jp/e779532.html
皮膚のかぶれができたり、
アレルギーが起きたり、
消化管症状が出たり、
ペットに肝障害が起きたり…etc
アロマでの健康被害は実は多いと言われています。
正しい知識を持って、安全に使用しましょう!
タグ :アロマ
2021年06月10日
アロマの消費者トラブル

画像はNHKの公式サイトから。
昨日、NHKの『あさイチ』で消費者トラブルの特集がありました。
(リアルタイムではなく見逃し配信で見ました)
当ブログを以前からご覧の方はお察しかと思います。
そう、マルチ商法(ネットワークビジネス)のアロマですね(^^;
謳い文句、売り文句がまさにそれでした。
コロナの前から「品質がいいから飲める、原液で肌に塗れる」と言ったり、中には「病気が治る」などと言って販売していたのですから、もっと早くから特集組んでもらいたかったですね。。。
番組内で弁護士さんがお話ししていたように、アロマは雑貨なので薬機法違反の表示、宣伝となります。
メディカルグレードなんていう基準は存在しません。
そもそも、本当に品質がいいと言うのなら成分分析表をつけてほしい。
目が覚めてくれる人が増えたらいいのですが、マルチ商法はある意味宗教のような、根拠のない考えをするので厄介ですね…。
当店に来られるお客様は、どちらかというとド◯ラ以外のアロマを使いたい、きちんとアロマを学びたいという方がよく来られています。
飲むとか、原液で肌に塗るとか、
本当にアロマを勉強している人間が言うことではないんですね。
最近は「犬にも猫にも塗っていい」と謳うこともあるよう。危なすぎる…特に猫への使用は危ないです。
3月には、長崎県庁・薬務課からこのような注意喚起も↓
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/hukushi-hoken/iyakuhin/yakumujoho/486216.html
鹿児島県庁も頑張ってほしいところです…。
番組内でもお話ししていましたが、
怪しい話が断りにくいようなら『逃げる』こと、
返事をする前に『自分で調べる』こと、
誰かに『相談』すること、
これら3つは本当重要ですね。
こういったことってサプリメントも化粧品も同じです。
どちらも医薬品のように効果が実証されたものではありません。
いくら金額が高いと言っても、原料の珍しさや宣伝にお金がかかっているというのが大きな理由でしょう。
当ブログでは何回も書いてますが、
どんなことでも人の話を鵜呑みにせず、まず立ち止まって考えてみることが大切ですね。
あ、ちなみに『虫除け』も薬機法に引っかかることがあります。
ワークショップでご自分で手作りならセーフでしょうが、雑貨で『虫除け』と書かれているのはアウトです。
買う方も売る方もお気をつけて!
タグ :アロマ
2021年04月02日
心を狭くしないように

「本は心を狭くする」
昨日、車を運転中ラジオでたまたま耳にした言葉です。
あまみFMではありません(^^;
うろ覚えですが、
「ある本に感銘を受けた際に、読者は同じ著者の本を読むことに偏ってしまうため、見聞が狭くなってしまう可能性がある」
と、パーソナリティーさんは話していたと思います。
反ワクチン主義や5G電波悪者説、マルチ商法アロマメーカーなどなど、
情報源が偏っている場合あり得るな、と考えました。
情報は宗教ではなく選択肢を広げてくれるためのものなので、さまざまな視点から物事を見る必要があると改めて思いましたね…
私もたまには家庭の医学のような雑誌や本を見て、世間の求める情報を知っていこうと思います。
アロマもなかなか偏見が覆せないことがありまして、
当店オープン当初から思ってますが
「アロマは女性が楽しむもので、男性がやるものではない」
という認識。
アロマセラピストさんが女性ばかりということや、PRに女性モデルさんが起用されることが理由だと考えてます。
男性が癒しを求めていないということは決してなく、整体や鍼などには行かれるんですよね。
香水をつける男性もいらっしゃいますし、体臭を気にされる方もいらっしゃると思います。
香りに性別は関係ありません。
そう考えているので、今販売してますブレンドアロマオイルの『おやすみラベンダー』はホーリーフや柑橘を加え、爽やかさをプラスし男性にも使いやすいものにしてます(使いやすいはず…です)。

ではなぜポップの写真が女性なんだ、と言われるかもしれませんが、
言い訳させてください、「リラックス」で検索するとほとんど女性の写真ばかりだったんですm(_ _)m
機会があり、今のところ男性3人に香りをかいでもらいましたが、3人とも気に入ってくださいましたよ!
こういったジェンダー問題以外にも、
「グレープフルーツは食欲抑制作用があるから、食欲のない人には良くないんじゃないか?」
「ラベンダーはどんな人でも、誰にでも合ってる!」
など、アロマの種類に関しても偏見を解いていきたいですねf(^_^;
食欲がないといっても、気力がないなどの理由もありますし、ラベンダーは鎮静作用からひどい低血圧の人には避けたほうがいいですし…
知識や情報で人の行動や考えを制御し、生きづらくするのは少し悲しいと感じてしまう、雨の日の店主でした。
2021年03月31日
カモミールはお好きですか?

先日は調香の講座でお知り合いになった方の講義があり、オンラインで参加しました。
オンライン化が進んだことで、こういった勉強が受講できるようになったのはとてもありがたいです…奄美のような離島だと交通費+宿泊費がばかになりませんからf(^_^;
先日の講義はカモミールローマンが主に取り上げられました。
カモミールの精油にはカモミールローマン、カモミールジャーマンの2種類がありますが、カモミールローマンについてがメインでした。
カモミールローマンの香りは少し独特で、青リンゴを思い浮かべるような甘い香りです。
この甘い香りは、メンタルが弱っている人、眠りに悩みがある人、また精神的に安定しない人を優しく包み込んでくれ、不安を和らげてくれる作用があると言われています。
講義を聞いていて、心療内科をかかられている方や、人に話しづらいお悩みを抱えている方の支えになってくれる香りではないかと考えました。
香りの好みがあるので、カモミールローマンをテーマにしたブレンドはこれまであまり行いませんでしたが、これからは積極的に使っていきたいですね。
4月で環境が大きくて変わり不安のある方もいらっしゃると思います。
近々また、新しいブレンドを作成しようと思います。
タグ :アロマ
2021年02月15日
昨日はご来店ありがとうございました。

昨日はたくさんの方々がご来店されました。
ありがとうございました(*^^*)
しーまブログから当店をお知りになりご来店くださった方もおり、
「文章わかりやすいし、読んでるとスッキリします!」
と嬉しいお言葉も頂きました…ありがとうございます!
時間をかけて記事を作った甲斐があります。
このブログをきっかけに、反ワクチンやコロナは風邪、マスクは危険などのトンデモ考えの広がりが抑えられればと思います…。
あと某マルチ商法アロマの危険な使用方法も。
最近オイルの精製について調べたんですが、食品用と化粧品用とでは精製の過程が違っていました。化粧品用のオイルのもののほうがより複雑な過程で精製されています。
そのため食品用のオイルを肌に塗るというのは、不純物による肌への反応が起こる(アレルギーなど)リスクが起こるんだなと考えました。
だから、『食べれる』→『肌に使っても安全』では決してありませんね…。
それに食品添加物って、素人がドロッパー(アロマオイルについてる瓶の中蓋)からアロマをポタポタ落として使う量では決してないです。
詳しい解説は過去の記事にしておりますので、興味のある方は読んでみてくださいね。
すみません、こちらはお願いになるのですが…
当店はまだしばらくの間ご予約制の営業を続けます。
ご予約なしでもご案内できることはあるのですが、当日ご予約なしですとお待ち頂くことがありますので、ご了承くださいm(_ _)m
また、ご案内の時間が都合が悪く帰られる際は店主に一言でいいのでお願いします…。
ご案内の時間に来られるかどうかわからない状態では他のお客様をご案内していいものか困りますので(>_<)
「また今度」や「今日は帰る」でかまいませんので、よろしくお願い致します。
「小売店なのに予約制なの?」と困惑もあると思いますが、当店はとても小さい店ですし、きちんと感染対策も行っておりますので、お客様もどうかご協力お願い致します。
次回の日曜日2/21は以前お知らせしましたように、店舗営業はお休みとさせて頂きますのでご了承くださいm(_ _)m
今週からタンカン精油の抽出に入ります!タンカンはたくさん取りたいので、親しくしてくださってる方に皮剥きの助っ人をお願いしました。頑張ります〜
タグ :アロマ
2021年02月12日
開業に向けてアロマを導入

先日から、4月に開業をされるという方からお問い合わせがありメールでやり取りをしております。
その方は、数種のブレンドアロマを用意し、お客様に応じてアロマを選択して施術の効果をより引き出したいとのこと(アロマトリートメントとは別です)。
使用するブレンドアロマを当店で作成してほしい、というとてもありがたいお問い合わせを頂いております(*^^*)
アロマの使用方法は基本的に芳香浴とのことですが、しっかりと禁忌事項や注意点を明確にし、コンセプトに合わせた香り作りをしていきたいと思います。
アロマを使われている方の中には、私のようにブレンドせずアロマをシングルオイルで楽しまれる方も多くいらっしゃると思います。
なぜ私がブレンドをするのかと言いますと、
ブレンドをすることで香りの幅が膨らみ、オリジナル性が生まれるからです。
アロマの組み合わせはもちろん、ちょっとした量でも印象が変わります。
1滴単位でも異なりますし、メーカーや植物の産地も影響します。
「難しそう」や「複雑」と思われるかもしれませんが、
ハマるとね〜とっても楽しいです(^o^)
組み合わせに正解はありません。真っ白なキャンパスを与えられて出来上がるものって十人十色ですが、アロマのブレンドも同じです。
ただ正解がないからこそ、私は1人でアロマをブレンドした時には全く自信が持てません笑
先月からオンラインで調香の講座を受け始めたのも、それが理由です(^^;
アロマは楽しいけれど、まだまだ修行を積まねば、と思う今日この頃です…(>_<)
2020年12月09日
妊活とアロマ

ご来店されるお客様が多くなったということもあるのだと思いますが、
最近はよく、「妊活をしている」という方に足を運んで頂いております。雑誌か何かでもアロマが特集されたのでしょうか?
ブログには何度も書いてますが、注意させてください。
アロマオイル、つまり精油は雑貨となるため、効果のあるものという認識は決してしないでください。
アロマに限らず、妊活・不妊症、がん、免疫、ダイエットなどに効果があると謳う自然療法系や健康食品・サプリメントはネットワークビジネスの可能性が高く、また薬機法違反の広告掲示になっている場合もあります。
売り手側は業績を伸ばしたいがためにあの手この手で宣伝をしてきますが、それに騙されないよう気をつけて過ごしましょう。
最近は消費者庁も目を光らせています。「こういう売り方はどうなの?」と思ったものは庁へご相談することをおすすめします。
前置きは以上としまして。
実際にアロマを使って妊娠の確率が上がるかどうかはわかりません。
ですが、AEAJの実験で、ローズやゼラニウムの精油の香りをかいだ女性たちは唾液中のエストロゲンが上がっていたという結果が得られているので、アロマとホルモンには繋がりがある可能性がある、かもしれません。
ところで、女性ホルモンには2種類あることをご存じでしょうか?
ひとつはエストロゲン(卵胞ホルモン)。
女性らしい体つきを作るもとであったり、コラーゲン産生を促したり、骨の密度を保ってくれたりといった働きがありますが、
妊娠においては子宮内膜を厚くするという役割があります。
もうひとつはプロゲステロン(黄体ホルモン)。
体温上昇や食欲増進、水分や栄養素を保つ働きがあります。
妊娠においては、厚くなった子宮内膜を柔らかくする役割があります。
わかりやすく書きますと、エストロゲンは卵子を迎えるベッド作りを、プロゲステロンはベッドのシーツを整えて卵子を心地よくさせるような働きです。
女性のホルモンの周期はエストロゲンが優位に働いてる時期、プロゲステロンが優位な時、どちらも休んでいる時(生理、月経の時)の3つに分けられます。
妊活中の方は基礎体温を測るなどし、この周期が正しくあるかどうか確かめてみる必要があると考えます。
アロマの実験では、女性の更年期障害をよく取り上げるためかエストロゲンが注目されがちですが、エストロゲンだけでなくプロゲステロンも妊娠には必要なホルモンだとおわかり頂けたかと思います。
私の持論ですが、アロマが妊活に役立てる場面は『ストレスケア』だと考えます。
確かに、ローズやゼラニウムだけでなく、クラリセージやイランイランなどには女性ホルモン作用、ホルモン調整作用が期待できるという文献も見ましたし、
実際クラリセージに含まれるスクラレオールはエストロゲンと似た骨格の成分ですが、
嫌いな匂い、心地よくない匂いを嗅ぎ続けることはストレスに繋がります。
ただでさえ婦人科領域は原因不明のものが多く、またストレスが原因だと言われる疾患が多いのに、
妊娠のためと嫌な匂いに触れ続けるのはナンセンスではないかと私は考えます。
先ほど挙げたクラリセージやイランイランは特に好みがとても分かれます。
また、花の香りよりもスッキリした香りや柑橘の香りのほうが好きという方ももちろんいらっしゃいます。
妊活中の方は真面目な方が多いイメージです。
そのため、効果を重視しがちだと思いますが、私は
「今自分が心地よい香りに触れて欲しい」
と考えます。
そして、気負いすぎず過ごして頂きたいです。
ストレスというものは意外とやっかいもの。
仕事や家事、人間関係のストレスは、見えないだけで体に負担をかけています。
また、「妊娠しなきゃ」と決して考えすぎないで。
先ほど基礎体温を測ったほうがいいとは書きましたが、習慣化が難しいようなら必須のことではありません。
ダイエットと同じで、今日もダメだった、あれをしなきゃいけなかったのにできなかったと落ち込みが激しくなると想像します。
そのためのストレスケアにアロマではありますが、できるだけストレスの原因は排除するようにしましょう。
また、最後に言わせてください。
妊娠には家族、特にパートナーの協力が不可欠です!
これは本当に声を大にして言います。
WHOの調査では、妊娠しない原因は女性の要因が41%、男性が24%、女性男性両方が24%、原因不明が11%と報告されています。
男性も医師に診察してもらい、原因を確かめてもらう必要があります。
昔から子どもができないと女性が責められる傾向にありますが、そんなのしてたら奥さんが普通でもストレスで体狂っちゃうよ、と思ってしまいます。
ここだけの話ですが、私の兄夫婦も不妊治療をしていました。
兄のほうに原因があり治療を続けていました。時間はかかりましたが、今は2人の子どもに恵まれています。
昔精神科の医者の先生が言ってました。
「良い結果をもたらすのは、一番はパートナーからの愛だ」
と。
これは妊婦・授乳婦認定薬剤師講習の時で、妊娠中や授乳中の薬の考え方、また治療指針を勉強する内容のひとつだったのですが、
うつ病で薬を飲んでいる妊婦患者の症例で、パートナーからの支えのおかげで薬をやめることができたという話からでした。
当時とても心に響いた言葉でした。
また私の知り合いに、おそらく体重100キロあるんじゃないかという妊活をしていた人がいたのですが、検査で卵巣年齢が推定45歳と言われていたそうです。
実際の年齢は33歳。
不妊治療を、県から補助の出る間の2年行っても授かりませんでしたが、もうダメかなと諦めた時に妊娠発覚。
現在35歳ですが、先月はじめ無事男の子が産まれたそうです。
旦那さんも優しい方のようで、サポートしてくれていたみたいです。
このような話も耳にするので、
「諦めないで!がんばれ!」はプレッシャーなので言いませんが、ひとりで悩まず過ごしてもらいたいと思います。
妊娠中・授乳中の薬の考え方もいつか書きたいところ。。。
また機会があれば(^^;
タグ :アロマ
2020年11月05日
精油の力で集中力UP!

職場の人から受験生の勉強について相談されて以降、
「集中力を上げたりやる気を出させるようなブレンドを作りたい」
といろいろ試しています(^o^)
スタッフさんにはお試しと実験を兼ねて、気化式のディフューザーとローズマリーその他のブレンドアロマをお貸しし、学生たちの反応がどうなのか様子を見てもらってます。
これが上手くいけば受験生たちの力になれるなと思い、すこーし期待しています。
果たして、どんな結果が出るかな。
以前にローズマリー精油についてご紹介を致しましたが、
ローズマリーは認知症の進行予防にもなるのではと一時期注目されていました。
過去ブログ記事↓
https://kaayaaroma.amamin.jp/e741307.html
ローズマリーのすっきりとしたハーブの香りは、頭の整理や気持ちの切り替えに役立ってくれます。
私事ですが、最近は出勤してから頭がぼんやりすることが多く、昨シーズンの受験生応援アロマ・集中ブレンドを持ち歩いて集中したい時に嗅ぐようにしてます。
カフェインの入ったものを飲んだ時のような目覚め感は実感しないのですが、香りがある時とない時では調剤のテキパキさが違いますね〜(あくまで個人的な感想です)。
小学生の子どもを対象とした実験ではオレンジスイートとペパーミントを使用し、計算間違いが少なくなっていたという結果が出ましたので、香りがあるなしではやはり違うのではないか、と想像します。
「学生の時にアロマを知っていれば…」という私には後悔があり笑、
そのため受験生応援アロマを昨シーズンから始めています。
この秋の過ごし方でも心持ちが変わってくると思うので、今月中旬もしくは下旬から受験生応援シリーズを開始する予定です。
アロマオイルにするか、スプレーにするか、他のものにするか…まだ悩んでますが(^^;
じっくりと読んではいませんが、
「やる気が出ない」のは「やる気が溢れているからだ」と書いている記事をネットで見ました。
頭や気持ちの整理がなかなかつかないからではないかと想像します。
私が学生の時代はガムを噛みながらやるとか、音楽を書きながらやるとかがありましたが、
どれもいまいち効果の実感はないし、やる気が出るまで時間がかかっていました。。。
以前に精油の作用について書いたかもしれませんが、
嗅覚は脳にダイレクトに届きます。時間にして、0.2秒だという説も。
また、香りは記憶として残りやすい。
勉強している時の香りを試験直前に嗅いだとき、
「あの時勉強したところだ!」
とすぐに思い出すことができるかも!?なんて…(^^;
確実ではないですが、今精油の作用はどんどん研究されているので、ぜひ取り入れて役立ててみてほしいです。
2020年10月17日
アロマに関わる法律(『化粧品』について)
アロマに関する法律についてまとめているんですが、
なかなか時間がかかってしまいました…
当初は雑貨や医薬部外品のことも絡めて書くつもりでしたが、今回は化粧品だけに留まらせてください(>_<)
何かと法律って難しい、ややこしい、うっとうしいと思いがちで、ネットの中では一部の人たちは「企業が得をするため」とか「偉い人たちが庶民の気持ちを考えずに作ったもの」と法律を否定していますが、
皆さんはもともとは『人を守るためにできたもの』ということを頭の隅に置いていてください。
私は弁護士ではないので全ての法律を網羅しているわけではありません。もしかしたら中には本当に一部の人の利益のためできたものもあるかもしれませんが、今回挙げます法律がなぜできたのかということも考えながら今回の記事を読むと考え方が変わってくると思います。

ネット通販の発展のおかげで、最近は手作りの化粧品を簡単に楽しみやすくなりました。
アロマを使って自分好みの香りにしたり、
ビタミンC誘導体など配合させたいものを自分で選んで作ったりと、
最初は材料を集めるのがなかなか大変ですが、化粧品を店頭で購入するよりも安価で済むこともあります。
ところで、『化粧品』とはどういうものか、ご存じでしょうか?
化粧品は、薬機法(医薬品医療機器等法)という法律にて、
「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの」
と定められています。
コスメ商品だけでなく、ヘアケア製品や歯磨き製品、石鹸、入浴剤、香水など、幅広いものが該当します。
人の肌、髪に使用するため、この化粧品を製造するには「化粧品製造許可」が、販売するには「化粧品製造販売許可」が必要となります。
作ることはもちろん、販売することにも規制がかかってきます。
これら許可を得るのが難しい〜
施設はもちろんですが、難関となるのが通常ですと人的要因でしょうね(^^;
またこれらの許可は都道府県ごとの管理となります。
許可を得た後も、品目毎に安全性や品質の審査が通ってからようやく市場に出られる、つまり他人に販売してもいいという形になります。
言葉で簡単に書いてますが、禁忌成分が入ってないかなど配合成分のチェックだけでなく、
品質については細菌が検出しないかや、どれだけの期間安定するか確認するのに6ヶ月かかることもあるので、ながーーーい道のりを経る必要があります。
ざっくりとした説明になりますが、これらの工程がすべて終わってから、化粧品は店頭に並んだりネットショップなどで購入できるようになります。
なぜここまでの工程が必要なのかというと、多種多様の人が使用する時に問題が起こることが最低限におさまるようにするためと、医薬部外品との区別をつけるためといった理由があります。
以前何の記事だったか、私の大学の恩師は『人類は皆奇形』と言っていたと書いたことがあると思いますが、
体質、アレルギーの有無などは同じ人はいないと言えるくらい様々です。
ある人は使って大丈夫だったけど、違う人はダメだったというのは化粧品だろうと薬だろうとサプリメントであろうと、
そして食べ物でも必ずあります。
それでもまだ多くの人が使用しても安全だろうという立証が必要となります。
また、物は時間が経つとどうしても劣化してしまいます。
開封したために細菌が入ってしまったり、成分が酸化してしまうなど。
どれくらいの期間は安定しているかという情報があれば、
開封して半年だから心配だし使うのやめようかな、と化粧品を購入した人も考える指標になりますよね。
とてつもなく雑な説明となってしまいましたが(^^;
化粧品を作る、また作って他社に販売するのに法律が決められているのは、
化粧品を購入した消費者にとってより安全であること、
またメーカーが安全性を確立する義務とともに消費者からのトンデモクレームなどからメーカー自身を守るためではないか
と私は捉えています。
逆に、きちんとした工程を経ていないものは
「これ使って大丈夫なの?」という不安の他に、
「他人が使って何かあった時、これを作った人はちゃんと責任取れるのかな?」と心配してしまいますね(^^;
ちなみに、ワークショップとして化粧品作りをしたり手作りキットを販売することはグレーゾーンです。
販売した人が作ったものではなく、他者自身が作り使うものだから、という考えですね。
そのため当店でも化粧品に該当するものは『ワークショップ』という形を取っています。
話は戻りまして、
「美白作用を目的に買った化粧品だけど効果がないから、これはメーカーに訴えていいの?」
という質問も出てきそうですが、
化粧品の定義を見直すと、『人体に対する作用が緩和なもの』と書かれている部分があります。
これは、効果の認められた成分が配合されていても、その効果が出てくることは期待できない、と解釈したほうがいいです。
テレビやネットなどの広告はうまいフレーズで宣伝していて感心しますが、実質化粧品は効果がないと考えるのが無難です。
本当に効果を期待したいのなら医薬部外品や医薬品を使用することをおすすめします。
この記事を作るのに1週間もかかってしまいました…(実質1日30分〜1時間費やす形だったので時間にしたらたいしたことないですが)。
説明ざっくりとしてますが、どこまで書こうかめちゃめちゃ悩みまして。。。
法律のことを説明するには私の頭では難しすぎる!笑い
大学でも薬機法(当時は薬事法でした)は学んだのですが、かなり忘れてました(^^;
アロマをするならここまで知らなきゃいけないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、
アロマの仕事をするなら自分の身を守るためにも知っておいたほうがいいですね。
アロマ雑貨を販売するのも、売り文句も気をつけなければいけません。
雑貨に関することは製造物責任法(PL法)が関わりますし、
また医薬部外品についても説明したいところですが…
それはまた機会があれば、ということで(^^;
明日の営業については別記事にしますね、今日中に挙げますのでお待ちください。
なかなか時間がかかってしまいました…
当初は雑貨や医薬部外品のことも絡めて書くつもりでしたが、今回は化粧品だけに留まらせてください(>_<)
何かと法律って難しい、ややこしい、うっとうしいと思いがちで、ネットの中では一部の人たちは「企業が得をするため」とか「偉い人たちが庶民の気持ちを考えずに作ったもの」と法律を否定していますが、
皆さんはもともとは『人を守るためにできたもの』ということを頭の隅に置いていてください。
私は弁護士ではないので全ての法律を網羅しているわけではありません。もしかしたら中には本当に一部の人の利益のためできたものもあるかもしれませんが、今回挙げます法律がなぜできたのかということも考えながら今回の記事を読むと考え方が変わってくると思います。

ネット通販の発展のおかげで、最近は手作りの化粧品を簡単に楽しみやすくなりました。
アロマを使って自分好みの香りにしたり、
ビタミンC誘導体など配合させたいものを自分で選んで作ったりと、
最初は材料を集めるのがなかなか大変ですが、化粧品を店頭で購入するよりも安価で済むこともあります。
ところで、『化粧品』とはどういうものか、ご存じでしょうか?
化粧品は、薬機法(医薬品医療機器等法)という法律にて、
「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの」
と定められています。
コスメ商品だけでなく、ヘアケア製品や歯磨き製品、石鹸、入浴剤、香水など、幅広いものが該当します。
人の肌、髪に使用するため、この化粧品を製造するには「化粧品製造許可」が、販売するには「化粧品製造販売許可」が必要となります。
作ることはもちろん、販売することにも規制がかかってきます。
これら許可を得るのが難しい〜
施設はもちろんですが、難関となるのが通常ですと人的要因でしょうね(^^;
またこれらの許可は都道府県ごとの管理となります。
許可を得た後も、品目毎に安全性や品質の審査が通ってからようやく市場に出られる、つまり他人に販売してもいいという形になります。
言葉で簡単に書いてますが、禁忌成分が入ってないかなど配合成分のチェックだけでなく、
品質については細菌が検出しないかや、どれだけの期間安定するか確認するのに6ヶ月かかることもあるので、ながーーーい道のりを経る必要があります。
ざっくりとした説明になりますが、これらの工程がすべて終わってから、化粧品は店頭に並んだりネットショップなどで購入できるようになります。
なぜここまでの工程が必要なのかというと、多種多様の人が使用する時に問題が起こることが最低限におさまるようにするためと、医薬部外品との区別をつけるためといった理由があります。
以前何の記事だったか、私の大学の恩師は『人類は皆奇形』と言っていたと書いたことがあると思いますが、
体質、アレルギーの有無などは同じ人はいないと言えるくらい様々です。
ある人は使って大丈夫だったけど、違う人はダメだったというのは化粧品だろうと薬だろうとサプリメントであろうと、
そして食べ物でも必ずあります。
それでもまだ多くの人が使用しても安全だろうという立証が必要となります。
また、物は時間が経つとどうしても劣化してしまいます。
開封したために細菌が入ってしまったり、成分が酸化してしまうなど。
どれくらいの期間は安定しているかという情報があれば、
開封して半年だから心配だし使うのやめようかな、と化粧品を購入した人も考える指標になりますよね。
とてつもなく雑な説明となってしまいましたが(^^;
化粧品を作る、また作って他社に販売するのに法律が決められているのは、
化粧品を購入した消費者にとってより安全であること、
またメーカーが安全性を確立する義務とともに消費者からのトンデモクレームなどからメーカー自身を守るためではないか
と私は捉えています。
逆に、きちんとした工程を経ていないものは
「これ使って大丈夫なの?」という不安の他に、
「他人が使って何かあった時、これを作った人はちゃんと責任取れるのかな?」と心配してしまいますね(^^;
ちなみに、ワークショップとして化粧品作りをしたり手作りキットを販売することはグレーゾーンです。
販売した人が作ったものではなく、他者自身が作り使うものだから、という考えですね。
そのため当店でも化粧品に該当するものは『ワークショップ』という形を取っています。
話は戻りまして、
「美白作用を目的に買った化粧品だけど効果がないから、これはメーカーに訴えていいの?」
という質問も出てきそうですが、
化粧品の定義を見直すと、『人体に対する作用が緩和なもの』と書かれている部分があります。
これは、効果の認められた成分が配合されていても、その効果が出てくることは期待できない、と解釈したほうがいいです。
テレビやネットなどの広告はうまいフレーズで宣伝していて感心しますが、実質化粧品は効果がないと考えるのが無難です。
本当に効果を期待したいのなら医薬部外品や医薬品を使用することをおすすめします。
この記事を作るのに1週間もかかってしまいました…(実質1日30分〜1時間費やす形だったので時間にしたらたいしたことないですが)。
説明ざっくりとしてますが、どこまで書こうかめちゃめちゃ悩みまして。。。
法律のことを説明するには私の頭では難しすぎる!笑い
大学でも薬機法(当時は薬事法でした)は学んだのですが、かなり忘れてました(^^;
アロマをするならここまで知らなきゃいけないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、
アロマの仕事をするなら自分の身を守るためにも知っておいたほうがいいですね。
アロマ雑貨を販売するのも、売り文句も気をつけなければいけません。
雑貨に関することは製造物責任法(PL法)が関わりますし、
また医薬部外品についても説明したいところですが…
それはまた機会があれば、ということで(^^;
明日の営業については別記事にしますね、今日中に挙げますのでお待ちください。
2020年09月29日
ブレンドアロマオイルのご感想

ブレンドアロマオイルを作成されたお客様から、嬉しいご感想を頂きました(^o^)
若石足もみ ぷくぷく堂さんです。リフレクソロジーのサロン様です(^-^)
https://pukupuku.amamin.jp/
先日は、サロンに来られるお客様方がリラックスしやすいような心地よい香りにしたいというリクエストのもとブレンド致しました。
効果はもちろんですが、施術される方が長い時間香りに接する形ですので、店主様の好きな香りかどうかをまずは重視しました。
そして、嫌いな人はあまりいない柑橘系もご提案し、他リラックス・鎮静作用を期待したアロマをブレンドしました(^o^)
作成して翌日からサロンでさっそくご使用されています。
するとサロンに来られるお客様から大変ご好評を頂いているようです(*^^*)
足もみ施術中ウトウトされる方もいらっしゃるようで、お客様がリラックスされているんだなと感じていられるそうです!
とても嬉しいご感想でした(^o^)
ぷくぷく堂さん、ありがとうございました(*^^*)
当店では安心・安全にご使用して頂くため、アロマの注意点の説明やご病気のある方・妊娠授乳中の方へのアドバイスもご提供しております。
個人でのご使用はもちろん、サロン様など事業所で活用してみたいという方も遠慮なくご相談くださいね(^o^)